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おすすめの不動産担保ローンを10選ピックアップ!担保の意味も徹底解説

おすすめの不動産担保ローンを10選ピックアップ!

不動産担保ローンは、物件を担保にお金を借りる商品です。

他の商品よりも低金利で、融資される金額も多いのが特徴です。

不動産担保ローンは数多く、人によっては選ぶ際に迷ってしまいます。

今回は、不動産担保ローンのおすすめを10選ピックアップ。

担保の意味も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

様々な魅力を持つおすすめの不動産担保ローン10選

商品によって様々な特徴がある不動産担保ローンを10選紹介します。

利率 最大利用限度額 最短融資時間 最長返済期間
AGビジネスサポート 2.49%~11.9% 5億円 3日 30年
セゾンファンデックス
  • 変動金利:2.75%~4.55%
  • 固定金利:4.5%~9.9%
5億円 1週間 25年
アサックス 1.95%~6.90% 10億円 3日 30年
つばさコーポレーション 4.0%~15.0% 上限なし 即日 30年
日宝 4.0%~9.9% 5億円 30年
マテリアライズ 5.0%~9.8% 1億円 翌営業日 20年
東京スター銀行
  • 変動:0.875%~7.85%
  • 固定:1.35%~8.80%
1億円 約1週間 30年
関西みらい銀行 2.0%~9.8% 1億円 25年
住信SBIネット銀行 2.95%~8.9% 1億円 3週間 35年
楽天銀行 1.11%~9.87% 1億円 3週間 25年

上記のうち、最も上限金利が低いのはアサックスの6.90%です。

最低金利で見るなら、変動金利になるものの東京スター銀行が0.875%と1%を切ります。

利用可能額も同様に、アサックスが10億円と1番高いです。

融資時間は、マテリアライズが最短翌営業日と最も優れています。

返済期間は住信SBIネット銀行が最長35年で、余裕を持ってお金を返せます。

自分が優先したい条件を決め、使いやすい不動産担保ローンを選びましょう。

AGビジネスサポートなら最短3日以内の融資が可能

利率 2.49%~11.9%
最大利用限度額 5億円
最短融資時間 3日
最長返済期間 30年

AGビジネスサポートは、最短3日以内の融資ができる不動産担保ローンです。

来店不要で手続きできるので、店舗に行く暇がない人にも向いています。

手数料や保証料がなく、無駄な出費を減らせるのもポイントです。

物件が2回担保された状態である、2番抵当でも対応してくれます。

店舗に行かず、素早い融資が受けられる商品を探している人におすすめです。

セゾンファンデックスは最高5億円までの融資に対応

利率
  • 変動:2.75%~4.55%
  • 固定:4.5%~9.9%
最大利用限度額 5億円
最短融資時間 1週間
最長返済期間 25年

セゾンファンデックスは、最高で5億円の融資が可能な不動産担保ローンです。

全国対応で、日本のどこに住んでいても利用できます。

仮審査であれば、最短で即日の結果通達も可能です。

審査基準は物件の担保力を重視しており、返済能力を始めとした他の要素で不安がある人にも向いています。

担保力は、物件を担保にしたときの価値を示す言葉です。

セゾンファンデックスにおいては、物件の価値が大きいほど審査に通りやすくなります。

利用額が高い商品を探している人におすすめです。

アサックスには金利の優遇がある

利率 1.95%~6.90%
最大利用限度額 10億円
最短融資時間 3日
最長返済期間 30年

アサックスは、事業性資金目的での借入額が1,000万円以上で、上限金利が4.80%まで下がります。

条件を満たさなくても上限金利は6.90%と低く、利息をなるべく抑えたい人に向いています。

利用可能額も10億円と、不足のない金額が魅力です。

融資時間は申し込みから最短3営業日と、不動産担保ローンの中では早い部類に入ります。

金利の低さを重視する人におすすめの商品です。

つばさコーポレーションには融資額の上限がない

利率 4.00%~15.00%
最大利用限度額 上限なし
最短融資時間 1週間
最長返済期間 30年

つばさコーポレーションは、融資額に上限が設けられていない不動産担保ローンです。

全国対応で、住んでいる地域を選ばないのがポイントです。

不動産担保ローンの中では珍しく、最短で即日融資に対応しています。

特定の条件を達成すれば、上限金利7.8%の優遇を受けられる、不動産スーパーローンの利用が可能です。

融資時間が早く、可能な限り多くのお金を用意したい人におすすめです。

日宝は銀行で融資を受けられない人におすすめ

利率 4.0%~9.9%
最大利用限度額 5億円
最短融資時間
最長返済期間 30年

日宝は、銀行で融資を受けられない人にも向いている不動産担保ローン。

以下のような銀行では受け付けていない物件も担保にできます。

  • 借地
  • 底地
  • 共有持分
  • 収益物件
  • 調整区域
  • 再建築不可な物件

約40年以上の実績を持つ老舗でもあり、信頼性を重視する人にも向いています。

返済期間は1ヶ月から30年と幅広く、自分のペースで決められるのもポイントです。

銀行で融資を受けられないが、信頼できるローンを利用したい人にうってつけです。

マテリアライズは審査や融資のスピードに優れている

利率 5.0%~9.8%
最大利用限度額 1億円
最短融資時間 翌営業日
最長返済期間 20年

マテリアライズは、審査や融資の速さに優れた不動産担保ローンです。

審査はすぐに終わり、融資までの時間が最短で翌営業日となります。

担保の抵当順位は問わないため、どのような状況の物件でも担保にできます。

収入や信用情報が不利な人の申し込みを受け付けているのもポイントです。

信用情報に不安のある方
現在のご状況と今後の返済計画を見させていただきますのでご相談ください。

引用:【全国対応】不動産担保ローン

引用:【全国対応】不動産担保ローン

利用可能額は最大1億円で、今すぐに大金が必要な人に向いています。

東京スター銀行は金利の低さが魅力的

利率
  • 変動:0.875%~7.85%
  • 固定:1.35%~8.80%
最大利用限度額 1億円
最短融資時間 約1週間
最長返済期間 30年

東京スター銀行は、変動の上限金利が7.85%と比較的低いのが特徴です。

最低金利は0.875%で、金利の低さで言えばトップクラスと言えます。

ビジネスローンでは繰り上げ返済手数料が発生せず、素早くお金を返したい人にもうってつけです。

通常ローンでは、団体信用生命保険への加入を選べます。

団体信用生命保険へ加入すれば、死亡や高度障害が要因で契約者がローン返済できなかったとき、生命保険会社が銀行に保険金を支払います。

契約者や親族の返済義務がなくなり、返済の負担をなくせるのがメリットです。

最低金利の低さを重視する人におすすめです。

関西みらい銀行は融資されたお金の使用用途を問わない

利率 2.0%~9.8%
最大利用限度額 1億円
最短融資時間
最長返済期間 25年

関西みらい銀行は、融資されるお金の使用用途が自由な不動産担保ローンです。

事業資金はもちろん、個人の生活費にも充てられます。

東京スター銀行と同じく、団体信用生命保険への加入を選択可能です。

利用限度額も最大1億円と申し分ありません。

融資されたお金を自由に使いたい人におすすめです。

住信SBIネット銀行は住宅ローンを返済している人でも利用可能

利率 2.95%~8.9%
最大利用限度額 1億円
最短融資時間 3週間
最長返済期間 35年

住信SBIネット銀行は、住宅ローンの返済途中でも利用できる不動産担保ローンです。

仮審査はWebで完結するため、審査の簡単さを意識したい人にも向いています。

8.9%と、9.0%を切る低い上限金利も魅力です。

返済期間は最長35年で、今回紹介する商品の中でも特に長いです。

返済期間が長いほど、月あたりの返済金額が減ります。

例えば100万円を35年で返すなら、利息を無視すると月に約2,380円の返済が実現可能です。

住宅ローンを返済しながら不動産担保ローンを利用したい人に向いています。

楽天銀行は繰り上げ返済手数料が無料

利率 1.11%~9.87%
最大利用限度額 1億円
最短融資時間 3週間
最長返済期間 25年

楽天銀行は、繰り上げ返済手数料が発生しません。

上限金利も10.0%を切る9.87%であり、比較的低金利と言えます。

申し込みから融資までが来店不要なため、あらゆるアクションを楽に行いたい人にうってつけです。

利用可能額は100万円から1億円と幅広く、自分が必要なお金に合わせて利用できます。

繰り上げ返済手数料なしでまとまった額を返済したい人は、楽天銀行を選びましょう。

ローンを利用する前に知っておきたい担保の意味

担保とは、弁済を確保するために利用者が提供すべき対象を指します。

お金を借りる際に知っておくべき担保に関する情報は、以下の3つです。

  • 物件を担保に融資を受けるのが不動産担保ローン
  • 担保は弁済確保のために利用者が提供する対象
  • 担保割れの意味

不動産担保ローンは、物件を担保に融資を受ける商品です。

今回で言えば、物件が担保の対象。

担保割れは、借りたお金に対して担保の評価額が安くなっている状態を指します。

主に、足りない分を現金で補い対応します。

知らずに借り入れすると返済の負担が大きくなる可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。

不動産担保ローンは不動産を担保にお金を借りるのが特徴

不動産担保ローンは、物件を担保にして融資を受けるローンです。

利用者の信用だけでなく、物件の価値も含めて審査が行われます。

無担保ローンでは審査に通らなかった人でも、物件の価値次第では融資を受けられます。

無担保で借りられるカードローンは、担保不要で申し込めるのが魅力です。

一方で、不動産担保ローンよりも金利が高く、利用限度額も低く設定されています。

商品 メリット デメリット
不動産担保ローン
  • 物件の価値も審査される
  • 金利が低い
  • 融資額が高い
  • 担保を用意しなければいけない
  • 融資までに時間が掛かる
カードローン
  • 担保不要で利用できる
  • 商品によっては即日融資が可能
  • 利用者の信用性のみを審査される
  • 金利が高い
  • 融資額が低い

それぞれの特徴を見て、どちらのローンにするかを決めるのがベストです。

不動産担保ローンは金利が低く融資額は高いため、借り入れや返済で得をしたい人に向いています。

カードローンは担保不要かつ即日融資が可能な商品もあります。

担保無しで手軽に申し込みたい人は、カードローンを選びましょう。

担保は弁済確保のために債務者が提供する対象を指す

担保は、弁済を確保するために商品利用者が提供する対象を指します。

ローン商品における弁済とは、借りたお金を返す行為です。

利用者が融資された金額を返済できなかったとき、担保を売却して未返済分を補います。

担保には、人的担保と物的担保の2種類があります。

人的担保 第三者を担保にする
物的担保 不動産や住宅を担保にする

人的担保は、連帯保証人となる第三者を担保とし、利用者が返済できなかったとき、代わりに返済義務を果たします。

物的担保は住宅や敷地を担保とし、万が一返済が行われなかったときに売却して弁済を確保するのが特徴です。

不動産担保ローンでは物的担保が当てはまり、対象は物件や土地に限られます。

担保にする土地や物件を持っていない人は、不動産担保ローンを利用できません。

担保にできる物件がない人は無担保ローンを選びましょう。

担保割れは担保の評価額が借りたお金よりも安くなっている状態

担保割れは、借りたお金に対して担保の評価額が安くなっている状態を指します。

担保割れの例は以下の通りです。

融資された金額 担保の評価額 担保割れの有無
5,000万円 7,000万円 担保割れに該当しない
5,000万円 5,000万円 担保割れに該当しない
5,000万円 3,000万円 担保割れに該当する

借りたお金に対して担保の評価額の方が多い、もしくは同じであれば担保割れに該当しません。

担保割れが発生するのは、評価額の方が低価格な状況下のみです。

上記の例では借入額に対し評価額が2,000万円不足しているため、2,000万円の担保割れと見なされます。

  • 地盤が緩く地盤強化の費用が必要になった
  • 騒音や異臭が目立ってきた
  • 増改築を隠蔽し違法建築になった など

担保割れが起きる例としては、上記が挙げられます。

担保割れが発生すると、割れた分を現金で用意し融資金額を完済しないと担保の売却はできません。

返済分のみではなく、売却に掛かる費用も必要です。

売却に掛かる費用は、売却価格の5%前後が目安です。

例えば売却価格が1,000万円なら、50万円の売却費用が必要。

担保とする物件が、売却費用を含んだ金額分の価値か、申込時に確認してもらいましょう。

万が一担保割れの状況に陥ったときは、借入先や専門家に相談して対処しましょう。

不動産担保ローンは他のローンにないメリットがある

不動産担保ローンならではのメリットは、以下の3つです。

  • 最上限金利が低い傾向にある
  • 高額融資に対応した商品が多数
  • 数十年単位で返済できる
  • 親族の物件も担保に指定可能

不動産担保ローンは上限金利が低い傾向にあります。

カードローンを始めとした、他の商品よりも利息を抑えられるのが魅力です。

1億円単位の高額融資が可能な商品も多く、大金が必要な人にも向いています。

返済期間は基本的に数十年単位で、高額融資を受けても自分のペースで返済できます。

自分の物件だけではなく、親族の物件も担保に指定できるのも特徴です。

最上限金利が10.0%を切る水準で利用できる

不動産担保ローンは、上限金利の水準が10.0%未満です。

消費者金融、銀行カードローンと金利の水準を比較してみましょう。

商品 上限金利
不動産担保ローン 年率10.0%未満
消費者金融 年率18.0%
銀行カードローン 年率14.2%

それぞれ見比べても、不動産担保ローンがトップクラスで低いです。

上記金利で、100万円を1年で返すときの利息も見てみましょう。

金利 利息 合計返済額
10.0% 54,980円 1,054,980円
18.0% 100,148 円 1,100,148円
14.2% 78,572円 1,078,572円

消費者金融との比較では約5万円、銀行カードローンとの比較では約2万円も差があります。

金利が低いのは、物件を担保とし、返済できなかったときに売却して未返済分を補えるからです。

低金利で借り入れしたいなら、不動産担保融資を選びましょう。

高額融資可能なローンが多い

高額融資可能なローンが多いのも、不動産担保ローンの魅力です。

他のローンと融資額の相場を比較してみましょう。

商品 最大利用限度額
不動産担保ローン 1億円
消費者金融 800万円
銀行カードローン 500万円

不動産担保ローンだけ億単位で、他のローン商品より高額融資を狙えます。

消費者金融や銀行カードローンも申し分ない額ですが、総量規制により借りられる額は少なくなる可能性があります。

Q2-1. 総量規制とは何ですか?
A2-1. 借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。

引用:貸金業法Q&A:金融庁

総量規制とは、年収の3分の1以上の借り入れができない貸金業法のルールです。

800万円を借りるなら年収は最低でも2,400万円、500万円なら1,500万円が必要です。

年収600万円とするなら、利用する商品の限度額がどれだけ高くても200万円が借りられる限度。

総量規制の対象になるのは貸金業者からの融資だけで、不動産担保ローンは含まれません。

不動産(個人顧客または担保提供者の居宅などを除く)を担保とする貸付け

引用:総量規制が適用されない場合について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

不動産担保ローンは総量規制の対象外となる「不動産を担保とする貸し付け」に当てはまるためです。

年収が100万円でも、1億円の利用が可能です。

年収に対して融資額が高すぎると返済が難しくなるため、節度を守った融資を受けましょう。

数十年単位の長期的な返済が可能

不動産担保ローンは、数十年単位での返済に対応しています。

返済期間は、20年~35年が目安です。

ケースごとに月々の返済金額を見てみましょう。

融資額 返済期間 月々の返済額
1,000万円 20年 約4万円
5,000万円 20年 約20万円
1億円 20年 約40万円

返済期間が20年もあれば、1億円の借り入れでも月々40万円の返済で済むので負担が少ないです。

1,000万円ほどなら、月々数万円まで返済額を抑えられます。

商品によって年齢制限があり、制限された年齢までが実質的な返済期間になるケースも。

70歳までの不動産担保融資に申し込んだ場合

申し込んだ年齢 60歳
利用したローンの返済期間 30年
実際の返済期間 10年

上記の例だと、本来なら30年かけて返済できるローンです。

しかし申し込みが60歳なので、年齢制限の70歳まで10年しかありません。

10年間で返済しなければならないので、1ヶ月の返済が高額になります。

返済期間を長く確保したい人は、各商品の年齢制限を見て、返済までに到達する恐れがないかを確認しましょう。

返済期間が長いからと多額の融資を希望すると、月々の返済額も多くなっていきます。

人によって月にどれくらい払うと負担になるかは異なるので、自身の返済能力を考慮した上で適切な額を希望しましょう。

親族が所有している不動産も担保にできる

不動産担保ローンは、三等親内の親族が持つ不動産を担保にできます。

具体的には、以下に当てはまる人の不動産が担保対象になります。

1等親
  • 子ども
2等親
  • 祖母
  • 祖父
  • 兄弟
  • 姉妹
3等親
  • 曾祖母
  • 曾祖父
  • おじ
  • おば
  • おい
  • めい

商品によっては、2等親までが対象だったり、本人の物件のみを受け付けるものがあります。

仮に3等親の物件を担保にするときは、商品の担保条件を確認し、3等親の物件でも利用可能かをチェックしてください。

自分以外の物件を担保にする際は、不動産を持つ人の同意書を提出します。

状況に応じて、連帯保証人に所有者を選ぶ必要もあります。

いずれにせよ、自分名義以外の不動産を担保にするときは同意が必要です。

後で大きなトラブルになる可能性もあるので、必ず相談してから借りましょう。

様々な不動産担保ローンの中から自分に合ったものを見つける選び方

不動産担保ローンは様々な商品があるため、失敗しない選び方を覚える必要があります。

不動産ローンの選び方ポイントは以下の3つです。

  • なるべく金利の低い商品が好ましい
  • 融資時間が早ければ急な予定にも対応できる
  • 対応の良さを重視するなら実績に注目

ローン商品は、金利が低いほど利息が抑えられ、返済の負担を減らせます。

目安として、年率10.0%未満の商品が好ましいです。

融資を急いでいる人は、融資時間の早さにも注目です。

実績がいい商品であれば、スタッフの対応の良さも期待できます。

正当な商品を利用するためにも、賃金業の登録があるローンを必ず選びましょう。

金利は年率10.0%未満を目安に選ぼう

不動産担保ローンを選ぶ際は、年率10.0%未満に金利が設定されている商品を選びましょう。

銀行系は上限金利9.0%、ノンバンク系は12.0%が相場であり、10.0%未満の商品が多いためです。

100万円を1年で返すと考えたとき、それぞれの金利の利息を見てみましょう。

上限金利 利息 合計返済額
12.0% 66,176円 1,066,176円
10.0% 54,980円 1,054,980円
9.0% 49,412円 1,049,412円

2.0%違うだけで約1万円、1.0%違うだけで約5,000円も利息の差が生まれます。

利息の負担を減らしたい人は、なるべく金利が低い商品を選んでください。

今回ピックアップした商品の中では、以下の金利が低めです。

商品 金利
セゾンファンデックス 変動:2.75%~4.55%
固定:4.5%~9.9%
アサックス 1.95%~6.90%
東京スター銀行 変動:0.875%~7.85%
固定:1.35%~8.80%
住信SBIネット 2.95%~8.9%

ローン商品には上限金利と下限金利が定められており、具体的にどれぐらいの金利が適用されるかは審査によって異なります。

必ずしも上限金利や下限金利が適用されるわけではありません。

決められている上限金利以上は適用されないので、不動産担保ローンを選ぶときは上限金利を重視して選びましょう。

急いでいる人は融資までの速さをチェック

急ぎでお金が必要な人は、融資までの時間を確認してください。

不動産担保ローンは融資の目安が1週間と長く、余裕を持った申し込みが必要です。

以下の商品は1週間未満で融資されるため、余裕がない人におすすめできます。

商品 融資時間
AGビジネスサポート 最短3日
アサックス 正式申込み後最短3営業日
つばさコーポレーション 最短即日~1週間
マテリアライズ 最短翌営業日

一方で、不動産担保ローンの中には2週間〜1ヶ月単位で融資に時間が掛かる商品もあります。

間違ってその手のローンを申し込むと、予定までにお金を用意できない可能性があります。

時間がない人は、必ず各商品の融資時間を確認してください。

実績が多いほど対応の良さが期待できる

実績が多い商品であるほど、スタッフの対応の良さが期待できます。

実績が多いと、以下のメリットが生まれる可能性も。

  • 物件の評価を適切に行ってくれる
  • 相談に対して的確な回答をもらえる

実績が多いほど、慣れから適切な評価額の算出が期待できます。

実際よりも低く評価額を出されたくない人は、チェックするべきポイントです。

色々な相談を聞いてきているので、借り入れに関する相談をしても的確に答えてくれます。

商品の実績は、各公式サイトにて確認できます。

今回紹介した商品の中では、年間1,000件以上の実績を持つアサックスがおすすめです。

不動産担保ローンでは信用力と不動産の価値を審査される

不動産担保ローンで審査されるのは、信用力と不動産の価値です。

不動産担保ローンにおける、審査のポイントは以下の通り。

  • 不動産の価値は審査の通りやすさに繋がる
  • 返済負担率は30%未満が好ましい
  • 他社借入がない状態で申し込むのが理想
  • 信用情報がブラックなら審査通過は期待しない

不動産の価値が高いほど審査に受かりやすく、融資額も多くなる可能性があります。

返済負担率は、なるべく30%未満がいいです。

審査に通過しやすくするため、可能であれば他社借入がない状態で申し込みましょう。

信用情報に傷が付いていると、審査に通過できない可能性が高いです。

信用情報を回復させてから申し込むのがベストです。

不動産の価値が高ければ審査に通りやすく融資額も多くなる

不動産の価値は、審査の通りやすさや融資の増額に繋がります。

融資可能額は、一般的に担保評価額の60%~80%とされています。

担保評価額が1,000万円のとき、融資可能になる金額は以下の通りです。

融資可能額の割合 担保の評価額 融資可能額
60% 1,000万円 600万円
70% 1,000万円 700万円
80% 1,000万円 800万円

基本的に、評価額がそのまま融資可能額になるケースはありません。

担保の価値が下がったリスクを考慮し、厳しく評価しているためです。

消費者金融系の不動産担保ローンでは、利用者の返済能力に多少の問題があっても、不動産評価額が高ければ審査に通る可能性があります。

一方で、銀行系の商品だと担保の価値だけで審査するところは少ないです。

審査の通りやすさを意識するなら、消費者金融系の商品を選びましょう。

審査に通るなら返済負担率30%以内が理想

審査に通る上で、返済負担率は30%以内が理想です。

返済負担率は、月収に対する返済額の割合を指す言葉です。

返済負担率の計算方法

返済額÷月収

例えば月収20万円で返済額が5万円なら、5÷20で返済負担率は40%になります。

このケースでは30%を上回るため、理想的な数値とは言えません。

返済額は、他のローンやキャッシングを始めとした、既に融資を受けているお金の返済額も対象です。

返済額が下がるほど返済負担率も下がるので、他に融資を受けている商品があれば返済して30%以内に調節しましょう。

他社借入が多いと審査に通過するのは厳しい

審査に通過しにくくなる要因として、他社借入が挙げられます。

他社借入とは、既に他の借入先から受けている融資です。

ローンの内容を問わず、他社借入が多いと信用力の低さが懸念され、審査に通過できない恐れがあります。

各商品で他社借入の目安は表記されないので、どの程度の数なら審査に影響しないかは明確にされていません。

しかし、他社借入が少ないほど金融機関からの印象もいいです。

他社借入がある人はなるべく完済し、有利な状態で審査に挑みましょう。

信用情報がブラックだと審査に通らないと考えていい

信用情報がブラックな人だと、審査にはまず通らないと考えましょう。

信用情報とは、ローン商品を始めとした契約に関する情報を指します。

信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。

引用:信用情報とは|指定信用情報機関のCIC

取引情報はもちろん、返済の滞納や金融事故も記録されます。

信用情報がブラックになる条件の一例は、以下の通りです。

  • ローンの支払い滞納がある
  • 債務整理の経験がある
  • ローン商品への多重申し込みをした
  • クレジットカードを現金化した

上記の要因により信用情報がブラックになると、返済能力に問題があると判断され審査に通らない可能性が高いです。

ブラックになった際の信用情報は、およそ10年ほど残ります。

ブラックから回復するには、時間経過により記録が消えるのを待つしかありません。

回復を待ってから不動産担保ローンに申し込むのが、唯一の対処法です。

審査に必要な必要書類と融資までの流れ

不動産担保ローンの審査について知っておきたいポイントは以下の2つです。

  • 審査に必要な書類12種類
  • 融資されるまでの7つのステップ

審査では、主に12種類の必要書類が要求されます。

本人確認書類や収入証明書を始めとして、物件案内図や公図も必要です。

スムーズに審査を行うためにも、すべて用意した上で申し込みましょう。

融資の手順は、事前申し込みから融資が実行されるまでの7ステップです。

複雑な手順はないので、流れに沿って審査を受けましょう。

不動産担保ローンに申請するには12種類の書類が必須

不動産担保ローンに申請する際に必要な書類は、以下の12種類です。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書
  • 印鑑および印鑑証明書
  • 納税証明書
  • 住民票
  • 不動産のローン残高が確認可能な書類
  • 不動産登記簿謄本
  • 物件案内図
  • 公図
  • 建物図面
  • 地積測量図
  • 物件の間取り図を把握できる書類

金融機関によって必要書類が異なるため、上記すべてが必要ではありません。

申し込みたい商品の金融機関に問い合わせ、必要な種類を確認するのがベストです。

不要な書類が分かれば、余計な書類を用意する手間も省けます。

ほとんどのケースで書類の数が多いのは確かなので、時間に余裕を持って用意しましょう。

「不動産登記簿謄本」~「地積測量図」は、法務局で発行できます。

融資されるまでの手順は主に7ステップ

不動産担保ローンから融資を受けるには、以下の手順を踏みます。

  • 事前申し込みを行う
  • 事前審査の開始
  • 事前審査の結果が通達
  • 合格であれば本申し込みを行う
  • 本審査の開始
  • 合格であれば契約を結ぶ
  • 融資が開始される

商品によって異なりますが、仮審査の結果通達は、申し込んだ日から3営業日が目安です。

必要書類の用意不足で、審査が長引く要因もなければ1週間以内に本審査が終了します。

本審査終了日の融資も可能です。

必要書類は、以下のタイミングで提出します。

  • 事前申し込み
  • 本申し込み
  • 契約

タイミングごとに提出するべき必要書類は異なるので、事前に問い合わせて用意すればスムーズに審査が行われます。

審査を素早く終わらせたい人は、金融機関の問い合わせと必要書類の用意をしっかり行いましょう。

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